11.股関節可動域(ヒップワイパー)

①膝を閉じ股関節が90度になるように椅子に座り、膝を支点に足を外側と内側にそれぞれ回す。(チェックする人が股関節を動かす)

②可動域のチェックが終わったら、チェックする人が股関節内外旋それぞれの動きに抵抗をかける。

その際にどの筋肉を使って動作をコントロールしているのかの反応をみる。

[POINT]

・股関節が内旋/外旋それぞれで45度の可動域を確保しているか。

・股関節を操作した時に骨盤が浮いたり前後に動いたりしないか

・つまり感や痛みがないか。

・膝が閉じれない場合は股関節幅に開いたまま行う。

股関節はボール&ソケットと呼ばれる関節の構造をしているため、可動に優れた関節をしてます。そのため捻転や回旋動作の多いゴルフでは非常に重要視される関節でもあります。

比較的、自由度の高い関節ではありますが中でも“内旋”と“外旋”の可動域に制限があるとゴルフスイングに影響が出る場合があります。

立った状態で股関節が動くかどうかチェックする前に、座って安定している状態で可動域をチェックしていきましょう。

次回は「骨盤と胸郭の分離運動」をご紹介します。

その中でも胸郭に対する骨盤の分離運動にこの可動域は関わっています。

股関節の内/外旋の可動域のチェックをした上で、その後のアセスメントとの関連性を確認しましょう。

コメントする

上部へスクロール